正規に話さない方が伝わることも【中国語】

16日までの6日間のお盆休み。
HSKの勉強は聴解をメインに行っていた。

実際中国で生活をし、今でも中国語のドラマや歌を見たり聴いたりしている私にとって、あの聴解の会話はとてもスローに感じる。

もちろん利点もある。
間違って覚えている四声の矯正にもなれば、南方の中国語のある程度の矯正にもなる。
(ある程度というのは、やはり母語ではないので意識的にそれを活用することで、母語話者に聴き取っていただくという考えによる。)

そして「シャドーイングの練習にもなる」。

そういえば、以前まだ中国での携帯電話料金のチャージがATMのような機械で出来なかった頃、よく住んでいる村の携帯電話屋さんでチャージしていた。
懇意の店主がたまに私にこんなアドバイスをした。
「先生は外国人(つまり非母語話者ということ)なのだから、もう少しゆっくり話した方がいいよ」と。

以来たまに韓国語や朝鮮語母語話者のような若干平板型の中国語を使ったり、ドラマの西洋人のような四声はメチャクチャでまるで英語のような発音だが、若干間延びしている分とてもわかりやすい中国を意識したりすることがあった。

非母語話者の中国語を相手に伝えるには実に様々な方法があるということ。
わざとローマ字通りの発音をして、有気音・無気音の違いをはっきりさせたり。

実は私は反り舌音“h”の発音もできるのだが、若干それがはっきりしない中国語を話すことが多い。
時にはまるっきり“h”を欠落させることもある。
それも非母語話者なりに相手に伝えたいがため。
sicizi、さらには”xi”、“xu”の音との弁別を際立たせるということ。
(ただ舌や口は“h”の音の通りにしている。)

ちなみに私が一番難しい反り舌音は“chao”。
炒飯ならいいのだが、炒麺だと聴き取ってもらえないことが多い。
特に中国語非母語話者の中国人に。
そんな時はわざと“h”をまるっきり欠落させる・・・。

またずっと南に住んでいた私は“er”化させない。
最初はさせていた。
だが、今度は日本人に見てもらえなくなることが多かったので・・・。

最後に普通話から離れるが、私の広東語は“N”の”L”化になることが多い。
これは香港スターの歌の影響。
(ちなみに90年代の香港スターの国語の歌は充分日本人の中国語発音の弁別の手本になるかと。)

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント